地球民家は、シェルターのように固く閉じられた器ではありません。
オフィスビルのように、効率優先のシステムや装置ももちません。
キズや汚れがつきにくい化学建材も使っていません。
代わりに、自然の恵みである天然素材をたっぷりと用いています。
ですから住んでいくうちに傷ついたり、汚れたりします。
手のかかることもあり、付き合っていくには少し厄介な相手かもしれません。
けれどだからこそ、空間に身を置いたときの安らぎや心地よさは、
何ものにも代えがたい宝物になります。
疲れた心は癒やされて、家族との会話や笑顔が増えるでしょう。
木の風合いは時とともに味わいを深め、美しさを増すでしょう。
趣味ややりたいことが広がり、人が集まってくるでしょう。
そんな健やかでしあわせな日々を住まう方々に過ごしてもらうこと。
それが地球民家の願いです。


旅に出て、古い民家とか、往時の面影残る宿場町に出合うと
何とも言えない懐かしさや安らぎを感じることはありませんか?
そこに見出すのは、豊かさの意味を教えてくれる自然の素材や
長い年月の中で育まれ、磨かれてきたシンプルなかたち。
おそらく、先人達は知っていたのでしょう。
心のおもむくままに流れていく先には、
人が必ず辿り着く、決まった場所があることを。
それは、当たり前のようにあって、どこより心地いい、特別な場所。
身も心も安らげ、健やかでいられると確信できる場所……。
家づくりの先に辿り着くのが地球民家であったらいいなと思います。








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・本物だけが放つ味わい・時間の経過と共に美しさが増す・素材自身が持つ安らぎ・デザインが地域環境に溶け込む・家全体が放つ温もり
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・本物だから長持ちする・自然の恵みである素材・自然の力である光や風を取り込む・国産材を使う家づくりをする・解体し廃棄するときも自然に戻す循環
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・人の心を育むという自然素材の優しさ・会話を楽しむという交流促進・何かをしたくなるという行動を促す・経年変化による美しさを感じる・木視率50%の大きすぎず小さすぎない将来を踏まえたプラン
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・産地直送により価値ある素材を一般並の価格にするという・何代にも渡り長く使いつづけられる・手入れをして長く使いたくなる・いずれ自然に返せる・長き時代の中でも常に価値を認められ続ける
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木曽東濃檜のふるさと岐阜県中津川市坂下で、目利きのプロが取り分けた木材を現地で加工し、直接建築現場まで届けます。 結果、顔が見える安心感と一般住宅並みの価格で家を建てることができるのです。
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日本家屋の壁といえば、原則的に左官塗り壁と答える人が多いと思います。 特に漆喰のように奥深き純白の美しさや奥ゆかしき気品を放つ意義は本質の代名詞といえます。 期間を重ねながら硬くなり、呼吸する左官塗り壁は、心の健康、体の健康だけでなく、家そのものの寿命まで引き伸ばしてくれるのです。
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原則的に、土台、柱、梁、束、母屋、棟など家を支える骨組みとなる家の構造部分に、木曽東濃檜をはじめ国産無垢材を贅沢に極太肉厚で使い家づくりをします。また、一本丸太を隅々まで余すことなく使いますので、価格以上の価値を感じることができます。更に、構造材を大胆にも全てむき出し表しとしますので、特別な安心感だけでなく、想像以上の開放感を与えてくれるはずです。
梁は米松を使用
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健康は、足元からと昔からいわれてきました。明確な四季を持つ日本の気候を快適に過ごすためには、調湿効果の優れた国産無垢材の床が最良と考えています。 また、適度な冬の温もりや夏の冷めたさは自然の効用とはいえ格別といえるのではないでしょうか。
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大胆にも最上階天井部分を原則として勾配天井としました。ストレス社会に押しつぶされることのない上質な開放感は、暮らしそのものを豊かで楽しいものへと導いてくれるはずです。
本当に自分らしい暮らし方は、万人の望みです。
額に汗した自らの誇り高き道のりを称えふりかえったとき、もう一度自分が求めた暮らし方や住まいが見えるでしょう。
天空“生”は、成熟した人生納得の家です。


世界最小単位のグループといえば家族です。
人は家族の中で学び育ちます。
互いに支え合い、励まし合い、強く結ばれます。
天空「結」は、健全な心を育てる家です。

